こんにちは、りんぐです。
今日は、
「マインドを変えるのは結構難しいから、とりあえず行動から変えてみない?」
という事についてお伝えしていこうと思います。
なぜこんな事をいうのか?
と言いますと、
マインドって変えるのがめちゃめちゃ難しいんですよね。
・成功者の本を読む
・成功者の音声を聞く
・成功者と直接話す
みたいな経験をして、
その場では「うぉぉやるぞー!」と燃えたり
「俺は皆の為に頑張るんだ!」という事を考えても、数日後には
「・・あれ?あの時のやる気どこいった・・なんかどうでもよくなっちゃったな・・やっぱりそうそう変われるわけないか・・自分なんて・・あぁぁぁorz」
といった事を繰り返している人って結構多いと思うんですよ。
何を隠そう、僕もそうだったから。
特にネットビジネス業界では、
マインドが大事!ってめっちゃ唱えられているじゃないですか。
・明日の自分が楽をする為に今日頑張りましょう
・誰かを喜ばせる事だけを考えましょう
・圧倒的にgive!give!give!
などなど。
こういう話って頭では理解できますし、
聞いた時は一気に思考が切り替わる感覚があるんですけど、
やっぱり時間が経つとすぐに戻っちゃうんですよね。
そこでまたひたすら成功者の音声を聴きまくってマインドを変えるよう頑張っても、すぐに戻っちゃって、結局何の行動もできず自己嫌悪に陥るパターン。
・・・多分誰しもが経験した事があると思います。
で、そもそもなんですけど、
何かで結果を出すには”行動”が必要じゃないですか。
結局の所マインドがなぜ大事か?といえば、
「人間なんて所詮怠け者だから、思考に何も制限や指針が無かったらどんどん楽な方へ逃げちゃう生き物。だから、”行動し続ける為”に大事な思考回路をインストールしていこうぜ」
という事だと思うんです。
なのでマインドが大切なのは間違いない。
・・・なんですけど、適切な行動をとる為に必要なのがマインドなのに、知らぬ間にそのマインドを得る事を目的としているパターンもあるあるだと思うんですよ。
すると結局マインドホルダーみたいになり、色んな人の音声とか聞いて意識は高いんだけど、肝心の行動に移せなくて結果が出ない・・という地獄に落ちてしまうんですよね。
これは僕もそうでした。
だから、
「結局マインドって適切な行動をする為のものなんだから、先に行動からしてみない?」
という事を言いたいんです。
「いや、行動から変われば苦労はないわい・・」
と思うかもしれないんですけど、ご心配なく。
ちゃんと解説していきますね。
さて、僕が言う「先に行動を変えろ理論」の肝は、気合、やる気、意志力などふわふわしたものではありません。
じゃあ何なのか?
ズバリ、”演技力”です。
そう、演技力。
つまり、
「自分の価値感は一旦”置いといて”、良いマインドを持っている人を演じてみて、行動してみる」
という事です。
この”一旦置いといて”というのがポイントなんですね。
「いつもの自分だったら・・」
「だって自分ってこんなキャラじゃないし・・・」
「過去にこうだった自分なんてどうせ・・・」
といった思考は一旦”置いといて”
「多分あの人だったらこんな行動するよな」
という思考を元に行動してみる、という事です。
だって、僕らの価値観って、絶対的なものではなくて暫定的なものですよね。
この人が好き!
と思っていても、年月が過ぎたりすると気持ちが冷めたりする事ってあるじゃないですか。笑
他にも、年齢や経験を重ねていくに連れて、好みの
・漫画
・ドラマ
・映画
・音楽
などが知らぬ間に少しずつ変化していくのもあるあるですよね。
(もちろん変わらないものもありますが)
例えば僕は幼稚園生の頃アンパンマンが大好きでしたけど、今は正直ほぼ興味がありません。笑
・・・といった感じで、あくまで僕らの価値観って絶対的なものではなくて、暫定的なものなんですね。
マリオカートの順位のように、
めまぐるしく変化していくものです。
なので価値観や思考なんてこれからいくらでも変化していく可能性があるんだから、
「マインド(価値観や思考)が変わらない事にいつまでも嘆く位なら、自分より良いマインドを持っている人を演じてみて、その人が取りそうな行動からしてみよう」
という事を言いたいんです。
実際に行動をとってみて、
「あぁ・・これは自分には無理だな・・」
と心の底から思うのであればまた別の道を探せばいいし、逆に
「あれ?・・意外とできるじゃん・・なぁんだ、ビビって損した♪」
と思えれば、その価値観をデフォルトにしちゃえばいいんです。
それっていくら一人で悩んで苦しんでも、やってみなきゃ分からないですよね。
でですね、この話を腑に落とす為の例として、「浦安鉄筋家族」というギャグ漫画のある話をご紹介したいと思います。
この漫画は、多分僕と同世代(22歳)の男性だったら、皆1回は読んだ事があるんじゃないですかね?
まぁそれはいいとして。
この漫画をザックリと表現すると、
「年中海パン1丁で過ごす超元気小学生の主人公や、キャラの濃い家族や友達達が千葉の浦安で繰り広げるドタバタギャグ漫画」
といった感じです。
キャラの例としては、
・貧乏過ぎて、父の遺骨(頭)を白黒で塗りサッカーボール代わりにする子
・サイコロで通信簿の評価をつける先生(5段階評価なのに「6」をつける離れ技を披露w)
・アイスが好き過ぎて家に業務用冷蔵庫があり、暑い日には数十本のガリガリ君を持参し通学する子
などがいます。
で、今回紹介したいのが、主人公の父親である「大鉄(だいてつ)」というキャラ。

↑↑↑
このキャラですね。
どんなキャラか?というと、
・口癖は「人生テキト~」「めんどくせぇ~」
・自分が歩く先に犬のウ〇コがあっても避けずに踏む(「クソは踏むために存在する」という謎言を残すw)
・めんどくさ過ぎて家でも一切靴を脱がない
・職業はタクシードライバーだが、客を乗せている状態で普通に家に帰る
・2~3秒でタバコ1本を吸うレベルのヘビースモーカーで、本気を出せば1日で軽く10カートン以上吸える
という感じで、作中でも上位に入るレベルのギャグキャラ。笑
そんな大鉄はタクシードライバーなので運転は結構うまいんですけど、日常から一切譲り合いの精神が無いんですね。
そんな大鉄が、ある日仕事仲間に言われるんですよ。
「大鉄っつぁん・・お前相変わらず道とか譲らないんだろ??・・騙されたと思って一回道を譲ってみな・・俺は今良い事をしているぞーー!って気分になれて超気持ちいからよ」
それに対し大鉄は、
「はぁぁぁくだらねぇぇ~~誰が譲るか~~」
と一蹴。笑
そんな大鉄がある日細い路地の中を自転車で走っていたら、自分の息子(小学校3年生)の同級生の女の子が向こうから同じく自転車で入ってきたんです。
で、大鉄はその女の子が迫ってきても一切スピードを落とす事はなく、どけぇ!と言いながら突っ込み、その子に入院するレベルのケガをさせてしまいます。
(・・まぁその女の子もかなり暴れん坊なキャラなのですが)
その日以降大鉄は、常識人の奥さんに半ば強引に連れられる形で、車を運転してその女の子の見舞いに行くことになるんですね。
それが何日か続いたある日。
いつものように大鉄が運転、奥さんが助手席で道を走っていると、信号の無い十字路の向かい側に、初心者マークを車に貼り、右折のウインカーを出している中年の夫婦が見えます。
ハンドルを握っている旦那さんは全く自信が無いようで、助手席に座る奥さんも不安げな表情を浮かべビクビクしています。
その様子を見た大鉄の奥さんは、
「ほら、初心者マーク貼ってるじゃない・・あんた道を譲って右折させてあげなさいよ」
と言うんですが、大鉄は
「そんなん知るか~」
と言いそのまま直進しようとした瞬間、車内に1匹の虫が入って来ました。
その虫は大鉄の目の前でブンブン飛び回り、あまりのウザさに大鉄は
「あぁなんだこの虫、あっちいけ!」
などと怒りながら、虫を払いのける為に自分の右手を”顔の前で左右に振ったんです”
・・・顔の前で右手を左右に振るという行為。
もちろん向かい側で不安げな表情を浮かべている夫婦にはその虫なんて見えませんから、その行為は親切なドライバーに道を譲って貰えたと勘違いするんですね。笑
そして右折の為車を発進させた瞬間、その夫婦はこちらに向かってハジけるような満面の笑顔で、
「ありがとうございます・・ありがとうございます」
とお礼を言います。
自分が全く意図してはいないものの結果的に道を譲り、屈託のない笑顔で感謝された大鉄は、あまりの気持ちよさに、

「ど・・・ど~~いたしまして~~」
と涙をボロボロこぼしながら感動するんです。
これが生まれて初めて人に感謝された男の衝撃の笑顔である
というナレーションにある通り、まさに衝撃的ですよね。笑
・・・そして人に感謝されるという気持ちよさを覚えた大鉄は、その後”6時間以上道を譲り続けた”というオチです。笑
「人に道を譲る??くだらねぇぇぇ~~」
と吐き捨てていた大鉄が、これをきっかけに
「ハイ ハイ ハイ じゃんじゃん道譲るよ~~おぉぉ気持ちぃ~~俺っていい奴~~~~!!」
と180度手のひら返ししているのは、大鉄の素直な性格が出ていて面白いですね。
まぁ多分そのせいで見舞いにもいけてないし、そもそも小学生にケガを負わせているので最低ではあるんですけど、そこはギャグ漫画なのでご勘弁を。笑
では話を戻すんですけど、この大鉄のエピソードこそが、
「マインドではなく行動を先に変えてみる」
という事だと思うんですよ。
だって大鉄って、
「道を譲るなんてくだらねぇぇぇ~~!」
とか言ってたんですよ。
完璧に社会不適合者です。笑
仲間が忠告したり、奥さんが何を言っても響かなかった大鉄が、意図しない形とは言え先に行動を変えた事で、
「あれ・・人に道を譲るのって気持ちいぃぃぃ!よしジャンジャン譲るぞ~~!」
という感じで、結果的に”マインド”まで変わってますよね。
これがめっちゃ重要なポイント。
先に意識的に行動を変え、
後からマインドが切り替わるという順番。
だってぶっちゃけた話、中々マインドって変わらないじゃないですか。
もちろん本を読んだり音声を聞くだけでパッと切り替えられる人もいるかもしれないんですけど、そりゃ何十年もこべりついている思考を変えるのってそうそう簡単な事では無いんです。
もちろん常により良いマインドを身につける意識は必要だと思うんですが、現実的にそれが中々難しいのも事実。
だからいっその事、いくら本を読んだり音声を聴いてもマインドが変わらないと苦しむ位なら、
「今の自分の価値観ではやりたくない、怖い、などの思考は”一旦置いといて”、あえて自分より凄い人のマインドの人を演じるつもりで、行動から変えてみる」
という事をオススメします。
マインドって大きなイベントや強烈な体験をすれば一気に変えられるのかもしれないんですけど、それって常にできる事ではありませんからね。
繰り返しになりますが、キーワードは”演技力”です。
「いつもの自分だったらここで諦めちゃうけど、あの人なら・・」
みたいな感じ。
まあ、
「これまでの人生全て順風満帆でした!やろうと思った事は全部達成できたんですよね♪」
という超人なら自分の感覚で突き進んでも問題ないかもしれませんが、僕自身はそんな凄い人では無い事は分かっているので、
「憧れのあの人ならこんな行動をとるよな~~」
「正直怖いんだけど、こっちを選んだ方が後々面白くなりそうだ」
という感じで、なるべく自分の枠を超えた人ならどうするか?という意識で行動するようにしています。
だって僕なんて、自分の過去の出来事を振り返ってみれば、超絶めんどくさがり屋ですもん。
例えば高校時代は部活をサボりまくりました。
→先輩から「お前をキャプテンにすればサボらないだろ」という事でキャプテンに任命される
→キャプテンの権利を行使し、更にサボりまくる
というタイプの人間ですから。笑
(他にも沢山あります)
ただそんなサボり魔である僕の価値観のままビジネスに取り組んでも結果は得られないのは分かっているので、意識的に自分より凄い人を設定して行動するようにしています。
もちろん”演技”と言っても、全く稼げていないのに、
「わたしは1億円稼ぎました。その方法を知りたい方は連絡下さい」
みたいな嘘を付いちゃダメですよ。笑
そうではなくて、
「自分よりレベルが高い人が、もし自分の状況になったらどんな行動をするか?」
という感じで、イメージとしては”憑依させる”に近いです。
なので嘘をついて人を騙せ!と言っているわけではないので、そこは誤解しないようお願いします。笑
「・・・誰かが自分の価値観をぶっ壊してくれて、強制的に外の世界に連れて行ってくれないかなぁ」
と思う気持ちは分かるんですけど、それって現実的に考えてそう起こる事ではないので、結局は自分で行動するしかありませんからね。
その”行動する”の為に”マインド”があるわけですけど、なかなかマインドが変わらず苦しんでいるのなら、今回お伝えした
「先に行動を変え、後からマインドを変える」
という事を意識して頂ければと思います。
自分の価値観は”置いといて”・・・がポイントですからね。
今回の内容を聞いて、
「今までの自分だったら怖くて発信できなかったけど・・憧れのあの人だったらすぐやるだろうし、ちょっとブログ書いてみようかな・・」
という感じで何か行動に繋がる人が増えてくれれば嬉しい限りです。
という事で、今回は以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
メルマガ募集
コメント