こんにちは、りんぐです。
今日は、ネットビジネス業界ではかなりの有名本
「現代広告の心理技術101」
を一通り読んだので、
率直なレビューを書いていこうかなと思います。
↑この本です。
・・まぁ実の所、僕は数年前にこの本を買ったんですけど、全然読んでなかったんですよね。笑
ただ最近になり、
「よっしゃ、コピーライティングをガチで勉強すっか!」
となったので、本棚に封印していたこの本を手に取った次第です。
思ったより内容がかなり濃かったので、
読み終えるのに2日かかりました。笑
じゃあ読み終えた感想はどうだったか?
・・・普通に面白かった。
そして、
「あぁ、この内容さえちゃんと身につけられればそりゃ物は売れるよね。だって学校で習ってねーもんこんな事」
という感想です。
なので結論としては、
「”本気で”コピーライティングやセールスの勉強がしたい!」
という人には非常にオススメ。
・・・なんですが、読み終えてみて注意点が3つ程ある事が分かったので、そこもお伝えしていきますね。
この一冊をマスターできれば無双できるだろうなぁ
さて、冒頭でも言ったんですけど、
この一冊をマスターすれば
コピーライティングのレベルは相当な域にまでいけるよなぁ、
という印象です。
というのも、この本の構成が、
1:人が本能的に求めている8つの欲求
2:人が後天的に求めるようになる9つの欲求
3:セールスする際の原理原則
4:実際に使える細かいテクニック
といった感じになっているんですよね。
この構成が素晴らしいなと。
特に最初が、
「人が本能的に求めているのは何か?」
という所から始まっている部分。
だって当たり前なんですけど、
僕らが商品を販売するのって”人”ですよね。
犬や猫などの動物、バッタやセミなどの虫にはセールスしないじゃないですか。笑
あくまで”人”。
であれば、
「そんな”人”が何を求めているのか?心の底から欲しいものは何なのか?」
という事をまず知っておくべきじゃないですか。
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」
という言葉もある通り、
まずは相手の事を知らないといけないですよね。
これを理解しないで何となくテキトーにやっていると、知らぬ間に的外れな事をしている可能性は十分にあります。
・・・例えばそうですね。
じゃあ自分が男性で、好きな女性(A子ちゃん)がいたとして、食事に誘おうとします。
自分がめ~~っちゃ美味しい魚介類のレストランを知っているとしましょう。
もうめ~~っちゃ美味しいので、
そのお店に連れていけば間違いないだろう、という事でデートにプランを練ります。
「このお店め~~っちゃ美味しいし、場所もそんなに遠くない。それに雰囲気もいいから、いきなりその後ムフフな展開があるかも・・」
と興奮気味。笑
そしてプランを練り終わった後、
意を決してそのA子ちゃんに伝えます。
「A子ちゃん、めっちゃ美味しい魚料理が食べられるレストランがあるんだけど、今度一緒に行かない?」
よっしゃ決まった!
クリーンヒットや。
噛まずに言えたし声も震えてなかったから、自己採点では100点や!!
と喜びをかみしめながらA子ちゃんの返事を待つ自分。
すると、
A子ちゃん「ゴメ~ン・・・私魚あんまり好きじゃないんだ」
という返答が返ってきました。
→ THE・END
チーン・・という感じですよね。笑
という感じで、まずこっちの要求を通す為には、相手の事を知っておく必要があります。
まぁこの例の場合は、単にA子ちゃんがこの男の人を好きじゃなくて、嘘を言った可能性もありますが(苦笑)
とはいえ、「相手が何を好きなのか?何を求めているのか?」という”情報”は武器になります。
もちろん、今のはA子ちゃんという”個人”の話です。
・・・僕らが相手にするのはそんなA子ちゃんだけではなく、もっと広く多くの”人”ですよね。
なので、じゃあ”人”って結局何を求めているのさ?
という事を知るべきなんです。
そこの解説から話が始まっているから、
読んでいて面白いんですよ。
要するに、著者のドルーが、
「人が本能的に求めているのってこれだからまずはここだけ抑えてくれ」
という事を言ってるんです。
その後に、
・後天的な欲求
・セールスする際の原理原則
・細かいテクニック
という順で解説されるので、流れが非常にスムーズ。
なので多分、著者:ドルーは、
「セールス力を上げたいのであれば、まずは人が何を求めているのかを明確に知りなさい。そしてその次に、先人達が築き上げてきたセールスの原理原則を知りなさい。
そこまでマスターした後に、細かいテクニックを学びなさい。・・ここまで出来る人はほぼいないから、この本をマスターできれば突き抜けられるよ」
という事を言っているのかなと。
で、これって客観的に見て普通にド正論ですよね。
・・・ぐうの音も出ません。
まぁ実際の所、著者:ドルーはこんなおしとやかな感じではなく、本の中ではめっちゃテンション高いんですけど。笑
なにせ冒頭では、
ゴミ、ゴミ、ゴミの山だ! 私に言わせれば現代広告の99%はゴミである。間抜けで退屈。力が無い。印刷されている紙ほどの値打ちもない。
という所から始まっているほどです。笑
そんなドルーから最初に解説される、
・人が本能的(先天的)に持つ欲求8つ。
・後天的に身に付いた欲求9つ。
計17個の欲求
↑↑↑
この欲求は、ほぼ全ての人に当てはまります。
恐らく、何十年も修行して悟りを得た修行僧とかで無い限り、これに当てはまらない人はいないはず。
「い~や、自分は当てはまらないね・・」
という人はぜひ読んでみて下さい。
当てはまりますから。
僕はひねくれてるので、
「ふんっ、俺は当てはまらないよ」
とか言いたかったんですけど無理でした。笑
ドルー「あなたが求めているのは〇〇と△△と◇◇だよね?」
僕「くぅぅぅ~~はいそうですぅぅぅ」
みたいな感じですね。
まぁこれは別に特別なものではなく、言われてみれば当たり前の事ではあるんですけど、これを”言語化”して認識している事が重要かなと思います。
なので、
「ネットで収益を出したいから、コピーライティングやセールス術を学びたい。でも具体的に何を学べば???」
という状態の人はこの1冊で十分。
人によっては、著者:ドルーのテンションの高さに胃もたれするかもしれないんですが、それを差っ引いても内容が充実していますしね。
それに、今は色んなノウハウが出回ってますけど、結局情報発信って人に発信を届けて信頼を獲得し、商品を購入して頂く必要があるじゃないですか。
細かいノウハウに差はあれど、
「人に情報を伝えて心を動かす」
という部分は変わらないんです。
だからこそ、
「自分って人の気持ち分からないんです・・・」
という人はもちろん読んだ方がいいですし、
「フッフッフ・・私は人の気持ちがめっちゃ分かるわ(ドヤッ)」
という人だって、その自分の理屈や経験が当たっているかの答え合わせの為に読んでみるのがオススメです。
こういった勉強をめんどくさがって、
「あぁまぁ何となくやっていたらうまくいくでしょ♪」
みたいな考えで発信しまくっても、
結局誰の心も掴めず終わってしまう。
・・・それって普通にありえることなんですよね。
もちろん人によっては感覚で身につけられるかもしれませんが、それって僕を含めたほとんどの人には難しいし、どっちにしろ時間がかかります。
そこに変に時間をかけて遠回りするよりも、
先人達が築き上げてきたノウハウを使わせてもらった方が早いですよね。
そしてそんな理論やノウハウは、
この本1冊でカバーされてます。
繰り返しにはなりますが、
・人が本能的に求めている事
・販売の原理原則
・細かいテクニック
などなど、オールインワンセットの内容ですから。
・・・ちなみに、今の話の持っていきかたは、この本のP44~P45を元に作りました。笑
あ、ちなみになんですけど、この本をアマゾンで調べると、
①めっちゃ面白かった!この本だけあれば他に何もいらない!
②著者のテンションが高く胃もたれしちゃった
③高評価の人はアフィリ報酬目的でしょ
↑↑↑
おおよそこの3つの評価に分かれてます。
でですね、①と②に関しては、僕も普通に同感です。
まあ著者:ドルーのテンションが高いので、多分自分が疲れている時に読むと
「・・あぁうぜぇぇ」
「・・この陽キャなテンションについていけねぇ」
「・・例えがアメリカン過ぎる・・アメリカ人かよ・・あ、アメリカ人か」
となると思います。笑
まぁそれを引いても内容が面白いんですが。
そして③に関しても、確かにただ単にアフィリ報酬目的で高評価にしている人もいるとは思います。
・・まぁそれを言い出すと、この本だけの話ではないんですが。
なにせこの本は内容が濃い分、読むのに結構時間がかかります。
それに集中力も使います。
僕も2日かかりました。
なので、全く読まないで評価している人も中にはいるのかなと。
ただ僕の場合は、実際に一通り読んでみて、
「あぁ、もちろん簡単ではないけど、この本の内容をちゃんとマスターできれば、セールスの達人になれるよな」
と普通に思ったので、今回オススメする立場を取っています。
もちろんアフィリエイト報酬も欲しいんですけど、もし僕が無理やり煽って売ったとしても、
「嘘つき!全然じゃないか!」
とか言われて終わりなので、そんな短命に終わるようなやり方はしません。笑
”本気で”コピーライティングやセールスの勉強をしたい人にとっては非常に有益。
これは間違いないです。
それに、”本気で”と書いたように、何となくの軽い気持ちの状態だったら、むしろ買わない方が良いと思います。
多分かつての僕のように、少しだけ読んで、スッと本棚へ封印してしまう可能性が高いと思うので。笑
この本を購入する前の注意点3つ
といったように、オススメできる本ではあるんですけど、注意点が3つ程あるのでお伝えしていきますね。
①この本を読んでもライティング力が上がるわけじゃない
これ一番の注意点。
当たり前なんですけど、
この本を読んだからといって
「ライティング力(文章力)」が直接上がる事は無いです。
・・・ガ~ン
という感じかもしれないですね。笑
ただまぁこれは譲れない事実。
というのも、あくまでこの本で得られるのは
・人が本能的に何を求めているのか?
・セールスに使える原理原則
・細かいテクニック
といった”知識”、書く際の“意識”の部分だからです。
その知識や意識を会得する為には実践あるのみ。
つまり、書きまくるしかないんですよね。
まぁこれはどんな本、情報商材でも一緒なんですけど。
ドラえもんの道具みたいに、使った瞬間に一瞬で変わる、みたいな類のものではありません。
なので、この本を読んだ直後から、
「うぉぉ~~今まで全然文章が書けなかったのに~~するする文章が書けるぞ~~ウェェェイヤッホーー」
とはなれないので注意して下さいね。笑
②多分10周はしないと習得は無理
また、この本って内容がかなり濃いので、
よっぽどの天才で無い限り、
1回読んだだけで習得することはできないです。
正直な話、こんな風に偉そうに書いている僕だって、
まだ多分10%も理解できていません。笑
それ位濃い。
1回読んだだけで、
「よっしゃ、コピーライティングとかセールスとか極めたわ!ぶいぶい売ったるぜ〜」
となるのは無理です。
何回も何回も繰り返して、
知識を実践で使えるよう染み込ませていく必要があります。
なので、
「手っ取り早くライティング力を上げたいなぁ~セールス力を高めてぇ~~」
という人は購入NGです。
③巻末のオススメ図書は読まなくて良し
そして最後の注意点。
この本の最後には、
著者:ドルーからのオススメの本があるんですけど、
これは読まないで良いです。
というのも、ほぼ間違いなく、99.9999%の人は消化不良になるから。
この1冊で十分濃いですから、
この本を繰り返し読み血肉にしていった方が効率的です。
イメージ的には、この本って、
次郎系ラーメンや、フードファイターが食べるような
超特盛カレーみたいな感じなんですよね。
美味しいんだけど、食べきるのが大変。
そんな食事をとっている時に、
「はい追加でオムライス~~」
「じゃあ次はナポリタン~~」
「お口直しに特大シフォンケーキ~~」
と言われても食べられないじゃないですか。笑
それと同じく、この本1冊を理解するのも大変なので、推薦図書は無視してオーケーです。
結論:コピーライティングを学びたいならこの本だけでOK
という事でザックリではありますが、
この本についてレビューを書いてみました。
結論。
「コピーライティングを学びたいならこの本を完璧にしようぜ」
です。
正直な話、多分この本の、
・理論
・テクニック
をマスターして使いこなしている人ってほとんどいないと思います。
なので僕もこれからガシガシ復習して、
血肉にしていく予定です。
価格は一般的な書籍に比べると大分高い(4070円)めなんですが、
「本気でやるんだ!」という決意のある方には非常にオススメ。
逆に言えば、
「手っ取り早くコピーライティング力を上げたいなぁ」
という人は辞めておきましょう。笑
かつての僕のように、
少しだけ読んで本棚へレッツゴー状態になる可能性が高いと思うので。
・・・ちなみになんですけど、
もし新品が欲しいなら、
アマゾンでは買わない方が良いです。
理由はシンプルで、公式サイトの方が安いから。
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