こんにちは、りんぐです。
今回は、インターネットビジネスの
業界にいれば必ず耳にする単語、
「情報商材」について色々とお伝えしていこうと思います。
まぁ”情報商材”という単語だけ聞くと、
「えぇ・・情報商材・・あれって詐欺でしょ」
「情報商材屋にロクなやつはいねぇ!」
といった悪いイメージを持たれる人も
多いかもしれないんですけど、
正しく知れば別に悪いものでも怪しいものでもありません。
なので今回は、
・そもそも情報商材って何なのか?
・本との違いは?
・情報商材は詐欺だと言われてしまう理由
・情報商材を買う前に理解しないといけない事
このような内容をお届けしていきますので、
もし良ければ最後まで読んで頂けると幸いです。
情報商材とは?
ではまず情報商材の意味からまいりましょう。
ウィキペディアによると、
情報商材とは
情報商材(じょうほうしょうざい)とは、主にインターネットなどを介して売買される情報のこと。 「情報」の内容自体が商品となるものである。
引用:Wikipedia
こんな定義らしいです。
なので要するに
「何らかの情報がまとめられているコンテンツ全般」
って事ですね。
でもってその主な中身としては、
- アフィリエイトで月30万円稼いだ方法
- FXで利益を出す為の自動売買ツール
- 2か月で40万円の利益を出す為の転売手法
みたいな、いわゆる「お金稼ぎ系」から、
- ダイエットに成功する為の方法
- 恋人と復縁する方法
- 強迫性障害を改善する方法
など、美容や人間関係、健康など、
ありとあらゆるジャンルの情報コンテンツが存在します。
なので、あんまりイメージは湧かないかもしれませんが、
”進研ゼミ”だって言ってしまえば情報商材にくくられるんですよ。
ほら、受験で合格する為の方法なんかをまとめてますよね。
「情報商材」という言葉のイメージが悪いだけで、
本来は単に情報がまとめられたコンテンツなので、
別に良いも悪いも無いんですよ。
本と情報商材の違い
とはいえ、こんな風に、
「情報商材は単なる情報コンテンツですよ」
みたいに言われても、
「え?情報をまとめたのが情報商材だったら、普通の本との違いは何?」
って思っちゃいますよね。
その答えはもしかすると人によって
分かれるかもしれませんが、
僕の回答は価格と内容(サポート含め)の違いです。
|
価格 |
内容 |
本 |
1000円~4000円 |
万人受けする物が多い |
情報商材 |
1万円~10万円(それ以上する場合もあり) |
専門性が高く、販売者からのサポートが付いている事がある |
一般的な本って価格は大体1000円位がベターですが、
基本的には出版社を通すので、
内容も割と一般向けになる事が多いです。
「0から分かる〇〇〇入門編!!」
みたいなやつですね。
その理由は出版社もビジネスなので、
どんなジャンルでも一番多い「初心者層」向けに書いた方が
大きい売り上げが見込めるからです。
めちゃめちゃハイレベルな人向けの本だと、
そもそも人数が少ないのであまり売れません。
それに、著者に関しても有名な出版社から出版した経験があれば、
それは今後いくらでも使える実績になるので、
本の印税収入よりも自分の信頼作りの為に出版している、
という側面もあるんですよ。
一方で情報商材は、基本的に本に比べるとニッチでコアな、
そのジャンルで悩んでいる人により役立つような内容が書かれている場合が多いです。
イメージとしては、本に比べるとより深い専門書って感じですね。
例えば稼ぐ系であれば、
教材の中にサポート(半年間のメールサポートなど)
が付いているものも多いので、
内容+サポートで本よりも価格が高い、
という感じです。
一般的に本は基礎的な内容が多いのに対して、
情報商材はより具体的な稼ぎ方まで深く語られているイメージ。
・・・まぁとはいえ情報商材の価格は本とは違い、
販売者の言い値の部分が少なからずあるので、
必ずしも高いからより質や秘匿性の高い情報、
というわけでは無いのが難しいところですけど笑
情報商材は詐欺だと言われる理由
という感じで、情報商材は単に情報をまとめたコンテンツのことなので、
それに良いも悪いも無いんですが、
いかんせん世間からのイメージは悪いですよね笑
ツイッターとかでは、「情報商材屋」、みたいに言われてますし。
じゃあなんでここまでイメージが悪いのか?
というと、過去に中身が一切ない商材を売りつけていた人がいたからです。
まぁ今も完全に無くなったわけではないと思うんですが、一昔前に流行った手法が、
①お金持ちの演出をして人を集める(高級外車に乗っている様子や札束など目を引く物を用意)
②「私みたいになりたければこの〇〇万円の商材を買いましょう」と促す
③買った人に、「では私と同じようにお金持ち感を演出して商材を売りましょう。値段の〇〇%があなたの取り分になります」と促して商材を売るよう指示
④自分経由で商品が売れればその取り分が貰えるものの、その多くは親に取られる為大元が儲かる仕組みになっている
↑↑↑
こんな感じのものです。
いわゆるネズミ講に近いやり方で、
残念ながらこの手法で売っている商品に大した中身は無いんですよ。
①お金持ちの演出をする
↑この段階では、まだこの人はお金持ちではないですよね。
言ってしまえば、「ただの着飾った一般ピーポー」。
着飾ることで本当に稼いでそうな幻想を作り、
その幻想を信じ込ませ実際に商材を買わせてお金を得て、
無理やりつじつまを合わせてる感じです。
こういった手法が頻繁に使われていたので、
漫画の闇金ウシジマ君でも取り上げられていました(30巻~32巻)
作中では、

出典:闇金ウシジマくん
俺らが売るものは金儲けの方法じゃねぇ。金儲けができそうな雰囲気だ
という重みのある言葉が語られている位、
売っている商品は特に中身がなかったものなんですよ。
これが問題になったので、
情報商材=詐欺、悪、
みたいなイメージが生まれてしまいました。
まともな商材も普通にある
そんな感じで、
「中身の無い商品を売りつける」
といった悪いイメージが浸透しているんですが、
実の所普通に勉強になるまともな商材も普通にあります。
というか、情報商材の大手ASPであるインフォトップの場合は、
商品登録時にある程度の審査を設けているので、
全く中身の無い商品を売る事はできません。
なので、別に情報商材と聞いてそこまでビクつく必要は無いんですよね。
「絶対誰でも稼げます!」
みたいな商材は、大手じゃなくて個人や設立したての会社が販売している場合が多いですから。
そういえば昔、オウム真理教がヨガ教室と称して信者を沢山集めた事で、
当時はヨガ=怪しい、みたいなイメージが生まれちゃったみたいですが、
今となっては別にそんな事無いですよね。
むしろ健康法として良いイメージが強いです。
それと一緒で、情報商材自体に良いも悪いもないんです。
もちろん詐欺系の商材は現在もある
「まともな商材もあります」
とは言ったんですけど、
残念ながら怪しい詐欺系の商材もまだ存在しています笑
(昔に比べると随分減ったみたいですけど)
そういった商材、案件は毎日のように出てくるので一概には言えないんですが、その特徴としては、
- 募集ページで数字や色がド派手に飾られているギラギラしたデザイン
- 誰でも簡単に楽して稼げると猛アピール
- 動画を小分けにして期待を煽って販売するプロダクトローンチ方式
- あまりビジネスモデルがハッキリしないまま、勢いで「絶対稼げます!ここで買わなかったらもうこんなチャンスありませんよ!」と煽る
- 動画の最終話あたりで涙を流して感動を誘う
みたいなものがあります。
※プロダクトローンチはあくまで一つのマーケティングの手法であり、それ自体は全く悪いものではありません。ただ、効果的なためこの手の怪しい案件でも使われているだけです※
YouTubeやインスタなどの広告で流れてくる、
「誰でも稼げる非常識な方法!このビッグウェーブに乗れなければあなたの人生は悲惨なものになるでしょう・・・」
みたいな事をアピールしている案件は、
上に挙げた条件の複数を満たしている場合が多いです。
僕自身、そんな広告の情報を追っていった事がめちゃめちゃあるんですが、
結果が出せそうだと感じたのは多分10%もありません。
情報商材を買う前に理解しないといけない事
それでは最後に、そんな情報商材を買う前に
理解しておかなければならない事を
お伝えして終わりたいと思います。
情報商材は魔法のアイテムではない
まず最初は、情報商材は買えば稼げるものではない、という事です。
「これが全てです!以上」
と言って良いかもしれません。
というのも、情報商材って凄くワクワク感が出るように作られているんですが、
どこまで突き詰めても結局は「情報」でしかないんですね。
一番大事になってくるのは、その手に入れた情報を頭に入れて実際に行動に移す事。
なので、
「情報商材を買ったから稼げた」
という人が言っている事は微妙に間違いなんです。
あれは正確に言えば、
「情報商材を買って、読んで、理解して、結果が出るまで行動し続けたから稼げた」
なんですね。
逆に言うと、
「これを買えば絶対に稼げますよ!!」
といった感じで結果を保証するような書き方がされているなら、
詐欺まがいのものだと思った方がいいですよ。
それはつまり、情報商材はシンデレラに出てくる魔女がカボチャを馬車にしたような魔法では無いんです。
人生の一発逆転を求め、
思わず興奮するフレーズが飛び交う
情報商材を買いたくなる気持ちは分かるんですが、
残念ながら現実では一発逆転なんてできません。
結局はやるべき事をコツコツやるしかないからです。

ちなみに、ポケモンのゲームで「ふしぎなアメ」という、ポケモンに食べさせると強制的にそのポケモンのレベルが1つ上がるアイテムがあるんですが、あんなのでも無いです。
現実の物で例えると、
筋トレしている人なら当たり前に飲んでるプロテインだって、
飲んだだけで筋肉がボンッと付く魔法のアイテムじゃないですよね。
あくまで筋トレする事が大前提であって、プロテインはその補助です。
それと一緒で、情報商材もあくまで実践する事が大事であって、ただ買って読むだけ、聞くだけではどうやっても結果を出す事はできないんですよ。
情報商材は単なる地図でしかない
情報商材が魔法のアイテムではないなら何なのか?
というと、目的地までの「地図」というイメージが一番近いんじゃないかと僕は思っています。
ほら、どこか目的地までたどり着きたい場合って、
現在地から目的地までの「地図」が必要じゃないですか。
そんな感じで、結局情報商材というのは目的地までの地図でしかないので、実際に目的地に向かって動き出さないと、絶対に辿り着くことは出来ません。
もしサポート付きの商材であれば、イメージ的には地図+ガイド、といった感じですね。
単に地図だけ渡されるよりも、ガイドがいた方が安心できるし心の支えにもなりますよね。
ですから、例えば太陽の沈む方向や月の位置などから目的地を定めて、ガンガン進んでいけるようなゴリゴリのサバイバルタイプの人は、地図(商材)もガイド(サポート)もいりません。
・・・でもそういったサバイバル能力が無い人は地図として情報商材を買うのはありだし、地図だけで不安ならガイドまで雇うべきって事ですね。
もちろん、そんなガイドがいたからといって楽に稼げるわけではないので注意が必要ですけど笑
だって、いくらガイドが自分の横で、
「ほら、もう少しだから頑張ろうよ!」
と言ってくれたとしても、当の本人が、
「嫌だ!もうキツイから動かない!」
みたいな事を言っていたらいつまでも目的地には到着できませんよね。
情報商材もまんま一緒で、
いくら手厚いサポート付きの教材を購入しても、
当の本人が何もしなければ稼げる事はありません。
それは情報商材が決して魔法のようなものではなく、
買って、読んで、理解して、実践して、
壁を乗り越えながら継続して初めて結果が出るものだからです。
そこを勘違いして買ってしまうと、残念ながら泥沼にハマってしまいます。
誰でもできるビジネスは破綻する
「誰でも楽に稼げます!!前代未聞の方法です!!」
という商材に魅力を感じてしまう気持ちは凄い分かるんですが、残念ながらこの世の中に、誰にでもできるビジネスなんてものはありません。
というよりあったらおかしな話です。
だって、誰でもできる=誰がやっても変わらないという事ですよ。
そんなノウハウが広まれば、
結局みんなが全く同じ事をやるから差別化できなくなり、
価格競争が生まれて全員が稼げなくなる未来しか待っていません。
そうなった時に稼げるのは、
そのノウハウを販売した人と、
参入者が少ない最初に取り組んでいた人達だけです。
再現性が高すぎるノウハウというのは、
どうしても賞味期限付きなものになるんですよ。
なので、誰でも稼げる方法なんてありません。
例えば情報発信ビジネスでも、
結局は誰でも超えられるわけじゃない「壁」が存在していて、
その「壁」を越えられる人のみが結果を掴めるようになっています。
例を挙げると、
- ブログを立ち上げる壁
- ブログの1記事目を書き上げる壁
- Twitterで集客する壁
- 成果が出るまで継続する壁
- 日々知識を入れて血肉にしていく壁
などなど、こういった壁を乗り越えていかなければなりません。
価格の半分くらいは自分が行動するガソリン代だと思うのが吉
これは個人的に思っている事なので、
「いや、違うだろ!!」
と指摘されるかもしれないんですが笑、
僕は情報商材の値段の半分くらいは、
実際に行動する為のガソリン代だと捉えています。
なんでかっていうと、先ほどからご説明させて頂いている通り、情報商材は単なる地図でしかないため、実際に動き出すには何かしらの痛みを背負う必要があると思っているからです。
今の時代情報が溢れてますから、無料でも質の高い情報を得ることは可能なんですが、それと実際に行動に移せるかどうかはまた別の話になるんですよね。
それ位人って怠け者で行動したがりません笑
でですね、たまたま最近YouTubeで見かけた動画で、人がいかに行動しないか?といった事が分かるシーンがあったのでご紹介します。
まず動画がこちら。
この動画は、バカでもいかにして稼ぐのか?というテーマで、ホリエモンさんを筆頭に様々な起業家の方が意見を言っていく番組です。
で、その途中で「0から100万円を稼ぐ方法」という話になった時に、井戸さんという社長が、繁盛している店のオーナーに近づいて仲良くなって、
「自分はやる気はあります!!でもお金が無いんです・・みたいな事を言えば」
「じゃあお金貸してあげるからやってみなよ」
って言ってくれる場合がありますよ(チャンスを与えてあげたいから)
と言うんですね。
そしたらMCの加藤浩次さんが、
「そんな事言ったら応募が殺到しますよ!」
とツッコむんですが、それに対してホリエモンさんがすかさず、

「いや、これが殺到しないんですよ笑」
ってちょっと笑いながら断言するんです。
※動画で言えば3分50秒~4分26秒※
こんな風に、なにかと色々理由をつけて行動しないのが人間の性ってものですから、どうにかして行動するための理由を作る工夫をしなければなりません。
その為の一つの方法が、多少のリスクや痛みを取る事なんじゃないかな?って僕は思ってます。
でもってそのリスクの1つの方法として、本よりも専門性と価格が高い情報商材を買って覚悟を決めるのもありかなと。
ほら、ダイエットで言えばライザップが良い例ですよね。

引用:ライザップ公式サイト
ライザップがなぜあんなに短期間で大きな結果が出るのかというと、もちろん指導方法が優れていることもあるんですが、
そもそも最低でも2か月で30万程の高額な費用かかるわけですから、
そりゃ覚悟を決めてやり切る人が多くなるよねって話なんですよ。
そんな感じで誰だって損はしたくないので、大きなお金を払うというリスクを背負えば、多少の壁にぶち当たってもめげずに乗り越えていけます。
食べ放題に行った時に、
「よぉぉし!元を取るぞ~~バクバクバクバク・・キツイ・・でももっと食べないともったいない!!バクバクバク・・うぷ・・ギブ」
みたいな状態になるのと一緒ですね。笑
・・・とはいえあくまでこの考え方は前提として
「買う商品は厳選すべき」
といった思考がありますので、リスクを取る為といって、あれもこれも手を出すべきではないですからね。
それはリスクを取っているというより、単に楽で自分に向いている商品を探しているノウハウコレクター状態です。
・・・まぁそれはかつての僕なんですけど。笑
まとめ
はい、といった感じで僕が思う情報商材についてバーッとまとめてきました。
あくまで情報商材は、「情報コンテンツ」でしかなくて、買えば自分のレベルがアップするとか、買って稼げるようになる、といった魔法のアイテムではありません。
上の方でお伝えした通り、あくまで「地図」です。
買ったとしても読まなかったり、
読んだとしても実践していなかったら何の価値も無いものですから、
淡い期待をせずに、
「結局は自分次第」といった事を意識しながら捉えておくのが一番かなと思います。
僕個人的には、
「情報商材を買わないと成功できない!!」
とまでは思ってないんですけど、(実践第一を前提の上で厳選した商材を)買った方が成功には近づきやすいのかな?という意見を持ってます。
もちろんあれもこれもと手を出すとお金も無くなりますし、結果も出ないし、メンタルも削られるので、あくまでご自分の状況とチャレンジする手法に合ったものを検討されるのが一番ですね。
というわけで、今回は以上になります。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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